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細胞間脂質とは?

カテゴリ : 乾燥肌の基礎知識

お肌にとって重要な細胞間脂質

お肌というのはご存じの方も多いと思いますが、表皮、真皮、皮下組織と3つの構造で成り立っています。

そして、表皮には角層、顆粒層、有棘層、基底層の4つの層があります。

その中でもお肌の表面に一番近いのが角層(角質層とも呼ばれる)ですが、
この角層に存在するのが細胞間脂質と角層細胞です。

角層内で細胞間脂質と角層細胞はどのように存在しているかというと、
角層細胞がレンガとするならば、細胞間脂質はレンガを積み上げる際の間にあるセメントのように存在しています。

細胞間脂質を代表するのが有名な保湿成分でもある「セラミド」です。
細胞間脂質によってお肌を外からの刺激から守ったり、水分を保持したりしています。

細胞間脂質はお肌にとってとても重要なものなのです。

お肌の潤いを左右する

お肌の潤いに大きく関係するのが角層ですが、角層の水分が失われる原因には細胞間脂質や角層細胞内のNMF(天然保湿因子)の減少が考えられます。

アトピー性皮膚炎や乾燥肌の方がセラミド不足と言われるのはこの細胞間脂質を代表しているのがセラミドであり、角層の水分保持に影響を及ぼし、角層の水分量が少ないからです。

お肌が潤いある健やかな状態を保つには細胞間脂質や天然保湿因子を正常にしなければなりません。そのためには食事バランス、睡眠の質、ストレス発散なども大切ですし、お肌の低刺激な保湿ケアが重要となります。


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