乾燥肌のシャンプー選びのポイント

頭皮はお肌の一部であり、髪の生えてくる土台となっています。

頭皮と髪の関係は土壌と作物の関係。
頭皮が乾燥している状態は土壌が砂漠化している状態。
砂漠では良い作物は育たないですよね。

だからこそ、頭皮を乾燥から守るためのケアが必要となります。

頭皮の乾燥対策も内側からと外側からのケアが重要ですが、
今回は外側のケアであるシャンプーの選び方をご紹介します。

脱脂力って聞いたことありますでしょうか？
油を落とす力なのですが、頭皮の場合は皮脂を落とす力と言い換えられます。

この脱脂力はシャンプーに使われている洗浄成分によって異なります。
脱脂力が最強と言われているのが、ラウリル硫酸Naです。

他にもありますが、こういった脱脂力の強い洗浄成分が使われたシャンプーを使用していると、頭皮の皮脂を必要以上に落としてしまい、乾燥肌や脂性肌を招く可能性があります。

例えばですが、髪や頭皮の状態を整えてくれる成分が100個配合されたシャンプーがあるとします。

はたしてそれは良いシャンプーなのでしょうか？
一つ一つの成分による頭皮や髪への負担は少ないかもしれませんが、チリも積もればということで、配合数が多いことが負担となることもあります。

成分自体の低刺激性は重要であり、さらには配合成分数も重要です。

その中でも頭皮を乾燥から守る保湿成分が必要なだけ配合されているシャンプーを選ぶことが大切です。

保湿成分の配合数の目安は1個や2個じゃちょっと少ないのでそれ以上配合されていて、なおかつ全成分の数が少なめのシャンプーを選ぶといいと思います。もちろん、成分一つ一つが低刺激であること前提です。